こんにちは。はかせです。
新型コロナの感染拡大は北海道ではいったん収まっているように思われますが、パンデミックの爆発的な勢いに、ついに東京オリンピックの延期も決まりました。ウイルスに負けない強い身体をつくるためとはいえ、人が集まる公衆浴場へサウナに入りに行くのも憚られる状況になってしまいました。
まだここまで状況が悪化する10日ほど前、ずっと気になっていた近所の温泉北のたまゆら桑園へ初めて行ってみました。
駐車場はいつも混んでいて賑わっていて、新型コロナ騒動の影響を感じませんでした。マスクをしている客が多くは感じましたが。
玄関では下足入れが100円硬貨が戻ってくるタイプだと気づかなくて、鍵をかけるまで手こずりました。そのおかげで、脱衣室のロッカーの鍵の方ではすぐ使い方が分かりましたが(笑)
入浴料が450円という良心的な価格なのは、札幌市の公衆浴場入浴料金の統制額に従っているためでしょう。スタンプカードももらいました。
脱衣室に入ると天井近くまでロッカーが壁に沿って並んでいて驚きました。浴室に入ったときも、洗い場の数の多さに驚きました。さすがは街中の公衆浴場だけあって、地方の温泉とは規模がちがいます。
さらに、サウナルームにも驚かされました。サウナルームのドアを開くと、目の前にはひな壇のようにずらっと5段下から上まで裸の男たちが並んで座っている光景が広がりました。あまりの迫力に思わず足が止まって目が泳いでしまいました(笑)
ちなみに、サウナルームへは椅子に敷くタオルの代わりにウレタン製のマットを持って入るシステムでした。これも初体験です。
4段目に1人分のスペースが空いていたので、お客さんの間を通って腰掛けます。正面のドアの横には大きなサウナボイラーがあり、さらに横にはテレビが設置されていて、バラエティ番組が映っていました。
温度計は90℃を指していて、設定温度通りのようです。4段目でもちょうどいいくらいで、背筋を伸ばすと暑さで耳が少し痛くなります。これまで入ったサウナと同じくらいの熱さに感じるので、きっと5段目では熱すぎたでしょう。
お客さんで満席なので、サウナルームの外へ出るタイミングも悩みます。汗が十分に出て、ちょうど空いてきて他のお客さんの迷惑にならずに済む通り道ができたときに、外へ出ました。そして、まずマットを水ですすいで棚に起き、水風呂の水で汗を洗い流してから水風呂に入りました。
水風呂の温度はそれほど冷たくはありません。水道水そのままではなく、温度管理されているようです。ただ、浴槽の半分はバイブラがあって水がかき回されているので、体感温度は変わりません。それでも平気で1分くらい入っていられる温度でした。
休憩の場所がちょっと動線的にイマイチでした。中庭に露天風呂があり、その前に椅子が並んでいるのですが、水風呂からはグルっと歩いて回らなければいけません。小さな施設では動線はさほど気になりませんでしたが、ここまで広くなると、水風呂から休憩の椅子までの距離が長さを意識してしまいます。
2セットはドライサウナに入り、3セット目は試しに隣の塩サウナに入ってみました。といっても塩は買わなかったので、普通に座って温まるだけです。温度は10℃くらい低いのですが、若干湿度があります。石造りの椅子に残った塩や汗を桶ですくったお湯で洗い流すシステムのようで、タイル張りの床は濡れています。ただし、湿度はスチームサウナとは比較にならないほど低いようで、全然汗が出てきません。
塩サウナのサウナルームのいいところは、狭くて空いている点です。テレビもなくて静かな音楽が流れているだけなので、静かに入りたい人にはこっちの方がいいでしょう。
今回、街中の大きな銭湯に設置してあるサウナには初めて入りましたが、はかせは人混みが苦手な方なのでちょっと落ち着きませんでした。やっぱり地方の温泉にあるサウナの方がはかせは好きですね。
少しでも早く新型コロナが終息して、感染の不安なくサウナに行けるようになって欲しいですね。それまでは自宅のお風呂とスチームサウナを楽しみます。
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