2011年12月27日火曜日

正月休みのお知らせ

いつもお世話になっております。

今年は東北・北関東の大災害と、それによって原発の安全神話が吹き飛んだ1年でした。また、国の住宅政策も先が見えず苦労されたことでしょう。まだこの困難と厳しさは続くでしょうが、多くの人たちと力を合わせ、先を見据えて行こうと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

<正月休みのお知らせ>
12月28日(水)~1月9日(月)

2011年10月6日木曜日

スチームサウナ 北海道第1号!

先日、ついに、北海道で初めてとなるスチームサウナを買っていただきました。はるばる富良野から現金を携えて訪ねてくださったお客さんです。

Tylö(ティーロ)のスチームサウナの良さを他所ですでに体験済みのお客さんで、北海道でのスチームサウナの入手方法をインターネットでご自身で調べて当社のホームページへたどり着き、この夏、わざわざ事務所まで訪ねて来てくださいました。その際、断熱補修などのご相談も受けましたが、まず何より先にスチームサウナを設置したいというご希望でしたので、この度、購入していただくことになりました。既存のユニットバスに取付けて、いずれリフォームか新築した時にスチームサウナを移し替える予定です。

板貼りの造り風呂で木の香りに包まれながらスチームサウナを楽しむのはもちろん素晴らしいですが、既存のユニットバスにも大がかりな工事なしに取付けることができて自宅でゆったりとサウナを楽しめるのも、このTylöのスチームサウナの魅力です。本体は大きめのデスクトップパソコン程度の大きさですので、例えば、引っ越しの際に移し替えれば引き続きスチームサウナを楽しむこともできます。

北海道の各地で初冠雪を観測して、寒い冬がいよいよ近づいて来ました。この冬はスチームサウナで身体の芯から温まってみませんか?

銀泉台(大雪山)の紅葉
以上、はかせでした。

2011年3月25日金曜日

東北、関東大地震に思う

11日の東日本大震災からすでに2週間経過して、全国で支援が広がっている。

私の所属している団体や会でも、義援金がずいぶんと集まっているようだ。

今、できることと言ったらこのことぐらいだろう。

 大事なことは、直接、間接的に被災された方のホロウだが、今後被災された

人たちのコミュニテイーを守りながら、人間らしく生きれる環境と生活、正業の

再建と救済がひつようである。

今までの復興はその点が欠けてるといえる。

災害復興の過程で復興災害を起こさせないことが重要である。

阪神、淡路大震災のときは、災害復興から15年たった今でもお年寄りがなくなっているのが

 現実だ。 

あのときの経済的被害は、約10兆円。 そしてこの経済的被害に投入されたのが16,3兆円、

という。

本当に、これだけの大金がきちんとつかわれたのだろうか?

疑問、、、、?  である。

今回の大震災でもすでに26兆円という数字がマスコミより流されている。

直接の被害額はおおよそ検討はつくが、どうもなぜか裏を感じるのだが。

 きっちりと、今後の推移を見ていかなければならないだろう。 

いずれにしても被災した人たちの生活と住宅の確保が大事である。

セーフティネットをどういう形で構築するかにかかっているといえるだろう。

 今後、もしも相変わらず、自治体や、政府の貧困な方針で被災者の人たちが

苦しむのであれば、誰のための国なのか、土地なのか、分からなくなる。

 
 

2011年3月22日火曜日

原発事故 、想定外ですか?

前回には、想定外という発言にノウと書きましたがまたもや、

言う言葉に事欠いてか、使い続けています。

なぜ、原発事故に想定外なんていう言葉が発せられるのか

理解できません。
 
 いままでに世界中で原発事故が何度も繰り返されてきているのに

日本では、事故はありえないでしたから。

こんなクリーンなエネルギーはないかのようにです。

いざ、事故が発生すると想定外なんだそうです。

いろんな事故の中でも、一番あってはならない事故が舌のねの乾かないうちに

おきた、国やそれを推し進めてきた電力会社は、どう責任をとるのか。

19日、cs放送朝日ニュースターの(愛川欽也パックインジャーナル)で司会の

愛川欽也氏が、日本は地震国です。しかもあんなところに原発があったら

津波が来るのは当たり前でしょう。それが想定外の津波でやられたなんて

言わせない、と怒りをあらわにしていた。

 と15日の日刊スポーツのコラムに書いてありました。

問題なのは、安全、といい続けてきた政府や東電の姿勢についてです。

以前から、北欧や、ヨーロッパのように循環型の社会を、自然エネルギー

で環境を保護して地球を守ろうと、住まい作りにも発言してきましたが

 こんなにも、その必要性をかんじたことはありません。

是非、皆さんと、ことの重大性を考えながら、できることから始めたいと

思います。

被災者のみなさんに心からお見舞いもうしあげます、とともに

お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りもうしあげます。

 現在、所属しているいくつかの会や団体で救援募金を集めています。

ではみなさん、小さなことでも参加できることをやってみましょう。
 

2011年3月12日土曜日

東北、関東大地震

 全国のみなさん、

大丈夫ですか? 昨日、2時半過ぎにはじめの揺れが来て、
 
これは大きいね。という話をしていたら、次から次と余震が来て、

報道されるより、これは尋常ではないという予感がしたものです。

  後は、時間が過ぎるごとに大変な惨事と分かり電話しましたが

繋がらず。

今朝の報道と、テレビで想像以上の大惨事に呆然、建物の補強

も大事だが、地震と火山国なのに防潮堤の低さには呆れます。

 テレビである大学の学者が、いままでで最大の地震だと強調、

しかし

  そうなんですか?

規模はそうでも、南西沖地震では、20メートル以上の津波が発生

いくらでも、想定できるぞ、

 ようは、行政と、専門家のレベルの低さ、人災でしょ?

と、言いたい。

ですね、みなさん。

被災された皆様にはなんと申していいやら、私たちで、できることを

これから急ぎ考えて、動こうと思います。

 気をしっかり持ってがんばって。

2011年2月15日火曜日

工務店のネットワークの話

2月の3日、4日に札幌のある老舗のホテルで工務店が7,80社

集まって(住まい造り、経営者塾)というのを開催。

二日間もとうして講演、発表、論議と盛り沢山、さすがに慣れていない

ので疲れました。

 こういうことは、40年来経験がなかったので大変でした。

今日は、その中で実に興味深い発言があったので、それを紹介します。

 道東の北にある、ある町の行政側の報告ですが、

その報告者が特別なのでしょう。 

感銘したのですが、まず、その考え方です。

町を元気にするために、役場のものがどういう姿勢で取り組むか?

また、町の人たちとどういう形で繋がり、実践できるようにもっていくか?

 このところの考え方が特に気にいりました。

報告者は、町のなかに人がきやすくて目立つところを事前に調査して

おいて、まじめで技術力のある工務店を数社に声をかけて、チームを

作ったこと。

二つ目に

何をするのか、を話していままで個別にしか動かない工務店をまとめて

行動を起こしたこと。  なかなかできないです。

三つ目は、

国土交通省の地域活性化のための補助事業から、きっかけを作るべく

補助金を調べてゲットしたことです。

 私は、このような前向きで市民の目線にたった役人をあまりお目にかったことが

ないものですから、正直なところ驚きでした。

これも、ネットワークができたから知ることができたのでしょう。

特筆する点

1、 町産材活用住宅助成制度なるものの立ち上げ
    FSC国際森林認証材を取得して町産材のブランド化

2、  町産材を活用して、北方型住宅や北の木の家として
    独自に借り入れ利子軽減の手立てをしたこと。

3、  さらに、森林をとうして環境保全対策をとる。

4、  最後に地域資源を活用した先導的環境モデル住宅を町の工務店
    の集まりで実践したこと。

 こういう例は道内では珍しいことです。

いい役場の人がいて幸せな町ですね。私の通信でした。 

2011年1月13日木曜日

あけましておめでとうございます。

今年の冬は、何年ぶりかの異常気象ですね。
5日過ぎから毎日のように雪が降り、気温も平年以下が続いています。
今朝も、事務所の窓の外は風交じりの雪が降り続いています。
外の温度はおそらくマイナス6、7度はあるでしょう。
こうなると、
室内温度が安定しているか、していないかは生活空間として
気になるところです。

あなたのお住まいは、いかがでしょうか?

床下や、奥の角から、隣の部屋とかから冷たい隙間風が
流れてきませんか?
このような住まいは20年ぐらい前は当たり前でした。
ここ十年ぐらいは、隙間風やカビが生えることは少なく
たでしょう。

しかし、
差にあらず、まだまだこれがあるんです。
前前回に書きましたが、造る側の水準の低さによるものです。
技術的には、すでに解決されているのですから、そのような
欠陥住宅とも言われるような造り方はすべきではありません。
工法は多少ありますが、
基本は変わりません。それが到達された住まいづくりです。

近頃、ドイツとかオーストリア、まあ、ヨーロッパということですか、
2015年ごろから、低酸素社会を目指しての、相当ハイグレードな
住環境の住まいづくりを、国が法律化するそうです。
進んでいますね。
向こうさんは、住まいづくりも国民的意識が相当高いと思います。
やはり、住まいづくりは作り手だけに任せず、住み手も
利口になるべきでしょう。

仕事始めに、一言、思うままに書きました。
どうぞ今年もよろしくお願いします。