2013年12月25日水曜日

お風呂に入る順番

メリークリスマス。はかせです。

家族がいると、家のお風呂に入る順番にも気をつかいますね。沸かしたてのきれいなお湯に入れることは、特別な意味を持っています。昔ならお父さん、またはおじいさんが一番風呂で、奥さんは最後。核家族化が進んだ今なら、逆に奥さんが一番かもしれませんね。また、年頃の女の子は、お父さんの後には入りたくないというのも珍しくないんじゃないでしょうか。

お風呂の温度にも人それぞれ好みがあります。熱いお湯が好きなおじいちゃんもいれば、ぬるいお湯の半身浴が好きなお父さんもいるでしょう。好みの湯加減に合わせて順番を変えたくもなりますね。追い焚きや足し湯でも湯加減の調節はできますが、お湯の汚れには我慢しなければいけません。

「お風呂に入る順番を気にしなくてよくなる」ということを、先日、スチームサウナに入った後で新濱社長と話しました。

スチームサウナは湯船にお湯を溜めないので、お湯が汚れることはもちろんありません。シャワーのときと同じように、バスルームをさっと洗い流せば十分です。また、温度も45℃前後で簡単に調節できるので、入浴するときに設定温度を変えるだけでお好みの温度で入れます。

家族みんなが好みの温度できれいに入浴できるスチームサウナで、家庭の悩みも一つ消えますね。残念ながら、スチームサウナは靴下には入りませんが。

2013年12月19日木曜日

介護の負担を軽減するスチームサウナ

こんにちは。はかせです。

サウナのTylö本社があるスウェーデンを含め、北欧諸国は福祉大国として日本で知られていますが、具体的にどうなのかはほとんど知りませんよね。はかせもまだ北欧へ行ったことがないのでよく知りません。そこで、今回は「入浴」というテーマで、フィンランドと日本のちがいを分かりやすく説明している福祉用具情報サイトをご紹介します。



介護支援ページ kaigo-web」の福祉用具講座で「北欧社会福祉研究家による世界・北欧の福祉事情」が特集されています。フィンランドで30年以上生活された経験があるという元北海道浅井学園大学(現北翔大学)教授の山田眞知子さんが作成に協力したもののようです。その第7章「フィンランドと日本 使われる福祉用具の違い」の中で、両国の入浴スタイルの違いが写真入りで具体的に紹介されていますので、順に見て行きましょう。

まず何より、入浴というと日本では浴槽にはったお湯につかることですが、フィンランドではシャワーとサウナです。日本のお風呂はほとんどがユニットバスになってしまいましたが、今では段差が低くなり、手すりも付けられることが一般的になりました。けれども、入浴にはどうしても浴槽の高い段差を越えなければいけないので、お年寄りでなくとも、例えば、怪我などで一時的に足が上がらなくなっただけでも苦労しますね。



お年寄りや障害のある方の入浴介助はとても大変で、体を傷める介助者も少なくありません。はかせの母親も仕事でよく入浴介助をしていましたが、やっぱり腰を何度か傷めましたし、高温多湿のお風呂の中での介助はとても辛いそうです。下の動画では自分で立てる方の入浴介助の一例が紹介されていますが、転倒による怪我や浴槽で溺れる危険はなくなりません。



一方、フィンランドではシャワールームの中へシャワーキャリーで入るので、座ったままシャワーを浴びることができるようです。もしスチームサウナをシャワールームに取り付けていれば、座ったままサウナで温まることもできますね。



お風呂の浴槽に入る場合とスチームサウナに入浴する場合をもう一度比べてみてください。「入浴=浴槽に入る」という考えに捕われなければ、入浴する人も介助する人もこんなに楽になります。将来、はかせが両親の入浴介助をすることを想像したら、迷わずスチームサウナにしますね。

それに、スチームサウナはユニットバスにも後付けできるので、どうしてもお湯につかりたいときは、浴槽にお湯を入れて入浴することもできます。たとえ浴槽がなくても、お年寄りならデイサービスなどの入浴サービスを利用したり、元気な方なら近所の銭湯や郊外の温泉へ入りに行けば、広い湯船につかってくつろげます。「入浴」への意識を変えるだけで、家族みんなが幸せになれる気がしませんか?

2013年12月12日木曜日

スチームサウナで全身エステ

こんにちは。はかせです。

これまでスチームサウナ体験の感想は男性のものばかりでしたが、女性の美容と健康への効果を忘れてはいけません。

インターネットを探してもまだ日本の情報がなかなか見つからないTylöのスチームサウナですが、なんとイタリア在住の日本人女性のブログで見つけました。ブログのキーワードにはアンチエイジングやデトックスという言葉があって、女性らしい美容と健康へのこだわりが伝わってきます。

けれども、やっぱりスチームサウナを体験した女性の生の声を聞いてみたい。そう思ったはかせは、妻を連れて新濱社長のもとを訪ねました。彼女はもともと肌が弱いにも関わらずアウトドア・スポーツがとても好きなので、日頃のお肌のケアを入念に行い、エステにもときどき通っています。果たしてスチームサウナに対してどんな感想を抱くのか?

「これはいいわ!これならお風呂は要らないわ!」

スチームサウナに30分くらいゆっくりと入ってぽかぽかに温まり、彼女も新濱社長と同じように感じたようです。お風呂にも入るだろうと思ってユニットバスにスチームサウナを取り付けたお客さんが、結局、湯船には入らなくなってしまう気持ちが分かります。

さて、からだの芯から温まるというのはこれまで体験した男性もみんな話していましたが、気になるのは美容と健康への効果に対する女性の感想です。着替えを済ませて脱衣所から出てきた彼女は、手の甲をさすりながら「すべすべだわ!」と話します。

化粧はバスルームの中でクレンジングを使って落としましたが、からだはスチームサウナに入っただけでボディーソープなどは一切使っていません。それにも関わらずからだ中がすべすべになったことに驚いていました。エステでは顔にスチームを当てるのだと彼女から聞いたはかせが、「それならスチームサウナは全身エステだね?」と話すと、まったくその通りだと彼女は何度もうなずいていました。

はかせもスチームサウナに入った後は、顔はもちろんからだ中の肌がすべすべになって、服を着たときの肌触りがとても気持ちよく感じました。いつもよりサラサラに。自分のからだがきれいになると、着心地もこんなに良くなるんですね。石けんを使わないせいなのか、肌も乾燥しないように感じます。汗が出るときに毛穴の奥から汚れをすっかり洗い流してくれたみたいです。はかせは化粧をしないので分かりませんが(笑)、もしかしたらクレンジングも必要ないかもしれませんね。

2013年12月2日月曜日

40℃でもからだ中がぽかぽか

こんにちは。はかせです。

旭川へ出かけたときに、また新濱建設さんのモデルハウスへお邪魔しました。あのスチームサウナがあるモデルハウスですが、この度めでたく本州のお客さんとの契約が決まったそうで、お客さんはふんだんに使われた木の温もりがとても気に入られたそうです。ただ、残念ながら、スチームサウナの方はまだ体験されていないということで、はかせはご入居されてからぜひ感想を聞いてみたいところです。

せっかくですので、はかせもまたスチームサウナに入らせてもらいました。今まではお風呂場の温度を45℃に設定していましたが、「45℃では暑い」と新濱社長が話していましたので、今回は40℃に下げて入浴してみます。すると、5分も経つと汗が出てきて、10分をすぎると足の先まで温まってきました。

最新のコントロールパネルはお風呂場にも設置できます。
TylöのHPより)

そこで、試しに設定を45℃に戻してみると、蒸気が吹き出して室温がすぐに上がっていくのが感じられます。蒸気が止まってからしばらく入っていましたが、はかせにも45℃では顔が暑く感じました。スチームサウナは湿度が100%近くあるので、温まるにはお風呂と同じくらいの温度でも十分ですね。からだ中ぽかぽかで、肌もすべすべになりました。

さて、まだお客さんは引っ越しを済ませていないので、モデルハウスとして公開中ですが、旭川にはまた寒い冬が帰ってきました。スチームサウナがすっかり気に入ってしまった新濱社長は、いよいよ自宅のお風呂にもスチームサウナを取り付けるそうです。うらやましいっ!

天女ヶ原から眺める初冬の旭岳。