2020年1月24日金曜日

道北温泉・サウナめぐり

こんにちは。はかせです。

昨年末、道北は幌加内町に住む友人を訪ねてきました。2泊3日の旅だったのですが、2晩目の深夜に食あたりの症状に襲われてしまい、3日目は命からがら札幌へ帰宅するのが精一杯で、温泉・サウナめぐりといっても温泉へ行けたのは1日目と2日目だけでした。


ですが、今回の温泉・サウナめぐりははかせにとっては大収穫。ついに水風呂で「ととのう」ことができました。

1日目に訪れたのは、士別市の日向温泉(士別日向保養センター)です。日向スキー場のすぐ隣にある温泉施設で、今年は北海道でも雪が少なく、他所よりも積雪が多い日向スキー場には例年よりも各地からスキー客がたくさん訪れているそうで、とても賑わっていました。

日向温泉へ行ってまず驚いたのは入館料(入浴料)の低さです。なんとたったの440円。11月に訪れた鷹栖町の銭湯の400円にも驚きましたが、温泉なのにこの料金というのは、札幌近郊では破格です。地域の人が気軽に利用できる良心的な価格設定が素晴らしいですね。

浴室へ入ると、温泉の湯船は中央にある小さな浴槽だけらしく、お客さんたちも温泉のお湯を求めてその浴槽だけいつも人がたくさんでした。

日向温泉にはサウナだけでなく水風呂もサウナのドアの前にちゃんと設置されていました。シャワーもあります。

温泉で温まったあとにサウナに入ってみました。サウナルームは3〜4帖の広さで、テレビが壁に設置されています。とりあえず、12分時計で7〜8分を目安に温まってから、水風呂の水を桶ですくって身体にかけてみました。

冷たいっ!!この冷たさの水風呂に浸かれる気がしませんでしたが、決心が揺らぐ前に思い切って水風呂に入ってみました。入っていられたのは10〜20秒程度でしたが、なんとか水風呂に入れました。30年ぶりでしょうか(笑)

そのあと、イスに腰掛けて休憩しているうちに少しずつポカポカしてきました。身体の水をタオルで拭いてもう一度サウナに入ります。3セット繰り返してみましたが、残念ながらまだ「ととのう」感覚はよく分かりません。でも、浴室から出て着替えて休憩所へ行くと、いつもよりとてもスッキリした気がします。

2日目に行ったのは、なよろ温泉サンピラーです。ここもスキー場のすぐ目の前で、なんと入浴料はたったの400円。道北の温泉は懐にとても優しいですね。

なよろ温泉にもサウナと水風呂が設置されていました。身体を洗ってお風呂で温まってからサウナへ入ると、スキー客が多いのか結構混んでいます。日向温泉とちがってテレビも12分時計もなくて砂時計が複数壁に取り付けられています。この日は友人と一緒にサウナへ入ったので、サウナのなかでいろいろ話しました。

偶然にも友人も去年から健康のために温冷交代浴を続けているそうで驚きました。これもサウナブームの見えざる影響でしょうか。友人は自宅では風呂の湯船に浸かったあとにシャワーで冷水を浴びていましたが、サウナに入ったあとに水風呂には入っていないとそうです。はかせは前日、やっと水風呂に入れるようになったばかりでしたが、「それはもったいない」と調子に乗ってまるでサウナの先輩かのように友人の前で水風呂に浸かり、一緒にサウナを楽しみました(笑)

サウナに一緒に入りながら久しぶりに再会した友人との会話を楽しんでいたら、話し声が大きすぎたのか、隣に座っていた客がボソッと「うるせえなぁ〜」と呟くのが聞こえました。サウナで友人と話しているとつい時間が経つのも忘れて長く入りすぎていたので、呟きを合図に3セット目の水風呂に入りました。

この時点でかなり身体が温まっていたせいか、水風呂がこれまでにない心地よさに感じられました。そして、そのあとの休憩の間についに訪れました。あの「ととのった」です。

やっとサウナーデビューを果たせた気分でした。そして、確かに気持ちいいです。これが「ととのう」と表現される多幸感なのだと思いました。水風呂の冷たさばかり怖がっていましたが、ちゃんと身体を温めることで温冷交代浴が効果を表すのだと分かりました。

このあと、数時間後に吐き気に襲われて大変なことになりましたが、とてもいい体験ができました(笑)

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