2020年1月30日木曜日

アルデ換気のヒューズ交換

こんにちは。はかせです。

アルデ換気の現行機種はすべて省エネタイプの直流(DC)モーターですが、旧機種には交流(AC)モータータイプのものもあります。まれに落雷や、何らかの過電流が生じたときには本体を保護してヒューズが切れます。

モーターに寿命が来た場合には、徐々に排気が不十分になって結露が生じるようになったり、異音が鳴るようになったりといった兆候が現れます。一方、ヒューズが切れた場合には、それまで正常に作動していた換気システムが突然止まるので、急に屋内の湿度が上がって結露が生じたりします。

ヒューズは本体中央の上部に取り付けられている金属製の箱に内臓されています。直径1センチメートルほどの黒い丸い蓋をマイナスのスクリュードライバーなどで回すと、ロックがはずれて内部のバネでヒューズが押し出されてきます。それをつまんで引っ張り出すとヒューズ全体を取り出すことができます。


ヒューズが切れている場合はガラス管に焼きついた跡が付いているのですぐに分かります。こうした跡がなく、新しいヒューズに交換しても本体が動かない場合は、基盤など別の箇所が故障している可能性が考えられます。


先日、ヒューズの交換のため、近くの○マダ電機へ行きました。店員にヒューズ売り場を尋ねると、なんと売っていないそうです。ヒューズはホームセンターへ行って買うように言われました。その店員が言うには、ヒューズはホームセンターの専門分野なのだそうです。デンキ屋にヒューズが売っていないのを当然のように言われてびっくりしてしまいました(笑)

仕方がないのですぐ隣のホームセンターへ行って、また店員にヒューズ売り場を尋ねました。すると今度は「ヒューズって何ですか?」と聞き返されてしまいました。10代か20代前半の若い女性のアルバイトのようですが、今の若者はヒューズのことを知らないようです。またまたびっくりしてしまいました(笑)

でも、確かに今は家電製品のヒューズを交換することなんてありません。例えば今でも車などでは交換する人もありますが、男性ならまだしも若い女性なら確かにヒューズを見たことがなくても仕方ないでしょう。思いがけず、はかせ自身の老いを実感してしました(笑)

2020年1月28日火曜日

お風呂とサウナと溺死

こんにちは。はかせです。

数日前、マンションに一人で暮らしていた叔母がお風呂で亡くなっているのが見つかりました。ヒートショックが原因による脳内出血で、浴槽でそのまま溺死してしまったそうです。

叔母は毎日のように出かけて友人と会っていて、亡くなっているのを見つけたのも友人だったそうです。数日後には姉妹で温泉旅行へ出かける約束もしていたほどで、90歳間近とはいえとても元気だったので、友人たちはみな大変驚いていたと聞きました。


日本のマンションは、北海道のマンションであっても断熱性能は最低限で、古い木造住宅よりは温かいものの、脱衣室や浴室には暖房がなくて居室よりも寒く、お風呂のお湯とはかなりの温度差があります。

暖房があって温かい居室から寒い脱衣室へ移動すると、血管が収縮して血圧が上がります。服を脱ぐと寒くなってさらに血圧が上がります。それから熱いお湯に浸かると、今度は一気に血管は拡張して血圧が下がります。お風呂から寒い浴室へ出るとまた血圧は上がります。このようにお風呂に出入りすることで血圧は乱高下を繰り返します。

このようなヒートショックは、若くて健康な人ならともかく、血圧が高い高齢者にとっては心臓や血管への負担がとても大きくなります。そのため、心筋梗塞や脳梗塞などが起こりやすくなると言われます。そして、浴槽にはお湯が張ってあるため、浴槽に浸かったまま溺れて亡くなってしまうことがあります。

実際、こちらのYahoo!ニュースの記事によると、他国と比較して日本はお風呂での高齢者の溺死が非常に多いことが分かります。

ヒートショックを防ぐには居室と脱衣室、浴室との温度差を小さくすることです。家全体を十分に断熱し、適切な暖房計画を行う必要があります。

また、溺死を防ぐには、そもそも浴槽に水を張らない。お風呂に浴槽を設けないという発想の転換をすることもとても有効です。つまり、お風呂にはシャワーとスチームサウナ(スチームバス)を設置するといいでしょう。ヒートショックでなくとも、入浴中に万一、気を失うようなことがあっても溺れる心配がなくなります。


さらに、スチームサウナは浴室全体を温めるので、浴槽に出入りするときに起きる血圧の上昇と下降が入浴中に生じません。お湯の水圧による身体への負担もありませんし、身体への熱の伝わり方がお風呂よりもゆっくりで優しく感じます。

もちろん、健康で心臓や血管に疾患がないのでしたら、スチームサウナはドライサウナよりも身体の温まりも早く、冷たいシャワーや外気浴を活用して温冷交代浴を行うことも健康増進に有効ですし、素晴らしいリラックス効果もあります。

お風呂で溺死するのは高齢者に限りません。子どもから目を離した隙に、お湯を張った浴槽に落ちて溺れてしまうこともあります。家の中に潜んでいる危険を減らすという意味でも、お風呂(浴槽)からスチームサウナへの転換をもっと検討してみてはいかがでしょうか?

2020年1月24日金曜日

道北温泉・サウナめぐり

こんにちは。はかせです。

昨年末、道北は幌加内町に住む友人を訪ねてきました。2泊3日の旅だったのですが、2晩目の深夜に食あたりの症状に襲われてしまい、3日目は命からがら札幌へ帰宅するのが精一杯で、温泉・サウナめぐりといっても温泉へ行けたのは1日目と2日目だけでした。


ですが、今回の温泉・サウナめぐりははかせにとっては大収穫。ついに水風呂で「ととのう」ことができました。

1日目に訪れたのは、士別市の日向温泉(士別日向保養センター)です。日向スキー場のすぐ隣にある温泉施設で、今年は北海道でも雪が少なく、他所よりも積雪が多い日向スキー場には例年よりも各地からスキー客がたくさん訪れているそうで、とても賑わっていました。

日向温泉へ行ってまず驚いたのは入館料(入浴料)の低さです。なんとたったの440円。11月に訪れた鷹栖町の銭湯の400円にも驚きましたが、温泉なのにこの料金というのは、札幌近郊では破格です。地域の人が気軽に利用できる良心的な価格設定が素晴らしいですね。

浴室へ入ると、温泉の湯船は中央にある小さな浴槽だけらしく、お客さんたちも温泉のお湯を求めてその浴槽だけいつも人がたくさんでした。

日向温泉にはサウナだけでなく水風呂もサウナのドアの前にちゃんと設置されていました。シャワーもあります。

温泉で温まったあとにサウナに入ってみました。サウナルームは3〜4帖の広さで、テレビが壁に設置されています。とりあえず、12分時計で7〜8分を目安に温まってから、水風呂の水を桶ですくって身体にかけてみました。

冷たいっ!!この冷たさの水風呂に浸かれる気がしませんでしたが、決心が揺らぐ前に思い切って水風呂に入ってみました。入っていられたのは10〜20秒程度でしたが、なんとか水風呂に入れました。30年ぶりでしょうか(笑)

そのあと、イスに腰掛けて休憩しているうちに少しずつポカポカしてきました。身体の水をタオルで拭いてもう一度サウナに入ります。3セット繰り返してみましたが、残念ながらまだ「ととのう」感覚はよく分かりません。でも、浴室から出て着替えて休憩所へ行くと、いつもよりとてもスッキリした気がします。

2日目に行ったのは、なよろ温泉サンピラーです。ここもスキー場のすぐ目の前で、なんと入浴料はたったの400円。道北の温泉は懐にとても優しいですね。

なよろ温泉にもサウナと水風呂が設置されていました。身体を洗ってお風呂で温まってからサウナへ入ると、スキー客が多いのか結構混んでいます。日向温泉とちがってテレビも12分時計もなくて砂時計が複数壁に取り付けられています。この日は友人と一緒にサウナへ入ったので、サウナのなかでいろいろ話しました。

偶然にも友人も去年から健康のために温冷交代浴を続けているそうで驚きました。これもサウナブームの見えざる影響でしょうか。友人は自宅では風呂の湯船に浸かったあとにシャワーで冷水を浴びていましたが、サウナに入ったあとに水風呂には入っていないとそうです。はかせは前日、やっと水風呂に入れるようになったばかりでしたが、「それはもったいない」と調子に乗ってまるでサウナの先輩かのように友人の前で水風呂に浸かり、一緒にサウナを楽しみました(笑)

サウナに一緒に入りながら久しぶりに再会した友人との会話を楽しんでいたら、話し声が大きすぎたのか、隣に座っていた客がボソッと「うるせえなぁ〜」と呟くのが聞こえました。サウナで友人と話しているとつい時間が経つのも忘れて長く入りすぎていたので、呟きを合図に3セット目の水風呂に入りました。

この時点でかなり身体が温まっていたせいか、水風呂がこれまでにない心地よさに感じられました。そして、そのあとの休憩の間についに訪れました。あの「ととのった」です。

やっとサウナーデビューを果たせた気分でした。そして、確かに気持ちいいです。これが「ととのう」と表現される多幸感なのだと思いました。水風呂の冷たさばかり怖がっていましたが、ちゃんと身体を温めることで温冷交代浴が効果を表すのだと分かりました。

このあと、数時間後に吐き気に襲われて大変なことになりましたが、とてもいい体験ができました(笑)

2020年1月22日水曜日

通常の3倍?

こんにちは。はかせです。

新年のご挨拶には遅すぎますが、今年もよろしくお願いいたします。

ところで、昨年末の話になりますが、アルデ換気のモーター交換で、初めてのタイプを交換しました。新しく交換したモーターはこれです。


じゃん!カッコいい赤。もしや、通常の3倍のスピードで回る!?さすがに角は生えていませんが(笑)

無事に交換・取り付け完了です。


もちろんスピードは3倍ではありません(笑)これまで通り「通常」ではなく「弱」運転です。

これまでは黒の古いタイプのモーターを交換していましたが、いよいよ新しいタイプのモーターが内蔵された新しい年式の換気本体も、モーターの交換時期を迎えたようです。それまでになかった異音がしたり、窓の結露が生じるようになった場合には、モーターの寿命が訪れた可能性が高いので、まずはご連絡ください。