2月の3日、4日に札幌のある老舗のホテルで工務店が7,80社
集まって(住まい造り、経営者塾)というのを開催。
二日間もとうして講演、発表、論議と盛り沢山、さすがに慣れていない
ので疲れました。
こういうことは、40年来経験がなかったので大変でした。
今日は、その中で実に興味深い発言があったので、それを紹介します。
道東の北にある、ある町の行政側の報告ですが、
その報告者が特別なのでしょう。
感銘したのですが、まず、その考え方です。
町を元気にするために、役場のものがどういう姿勢で取り組むか?
また、町の人たちとどういう形で繋がり、実践できるようにもっていくか?
このところの考え方が特に気にいりました。
報告者は、町のなかに人がきやすくて目立つところを事前に調査して
おいて、まじめで技術力のある工務店を数社に声をかけて、チームを
作ったこと。
二つ目に
何をするのか、を話していままで個別にしか動かない工務店をまとめて
行動を起こしたこと。 なかなかできないです。
三つ目は、
国土交通省の地域活性化のための補助事業から、きっかけを作るべく
補助金を調べてゲットしたことです。
私は、このような前向きで市民の目線にたった役人をあまりお目にかったことが
ないものですから、正直なところ驚きでした。
これも、ネットワークができたから知ることができたのでしょう。
特筆する点
1、 町産材活用住宅助成制度なるものの立ち上げ
FSC国際森林認証材を取得して町産材のブランド化
2、 町産材を活用して、北方型住宅や北の木の家として
独自に借り入れ利子軽減の手立てをしたこと。
3、 さらに、森林をとうして環境保全対策をとる。
4、 最後に地域資源を活用した先導的環境モデル住宅を町の工務店
の集まりで実践したこと。
こういう例は道内では珍しいことです。
いい役場の人がいて幸せな町ですね。私の通信でした。
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