2020年12月8日火曜日

浴室の冷気を解消してととのう

こんにちは。はかせです。

11月に入って寒くなってきた頃、スチームサウナに入っていると、天井から冷気が降りてきているように感じました。天井の換気口に手を近づけると、確かに冷たい空気が入り込んできているようです。この日は北風が強く、外壁から換気ダクトを通って冷気が流れ込んでいるようでした。

サーモグラフィで換気口を撮影

実際、浴室の温度も夏ほど勢いよく設定温度まで上がりません。

これまでも冬に母のマンションでスチームサウナに入ると、床や浴槽の冷たさが気になっていました。浴槽にはフタをしていますが、浴槽に冷気が溜まっていて、フタ越しでも冷たさが伝わって不快です。このままでは浴室でスチームサウナに入っているときだけでなく、普段の暖房の効率も悪くなります。


ユニットバスは中古マンションを販売していた不動産屋でリフォームしたときに交換されたものです。パナソニックの風呂換気扇が取り付けられていますが、逆流防止には高価な電気式シャッターではなく、安価な風圧式シャッターが取り付けられているようです。

おそらくこの風圧式シャッターでは冷気の流入を防ぐことができないのでしょう。特に酷かったのは、キッチンのレンジフードを回したときです。浴室天井の換気口からどんどん冷たい風が入ってきました。

そこで、風呂換気扇からの逆流を抑えるために、新築やリフォームのお風呂の工事のときに換気扇に取り付けるアルデのバックドラフトダンパーを取り付けることにしました。

換気扇を取り外して中をのぞくと、白い樹脂製の風圧式シャッターが見えました。


奥にはダクトが続いています。


風圧式シャッターが付いたままではバックドラフトダンパーと干渉するので、風圧式シャッターは取り外しました。風圧式シャッターが取り付けられていたのより少し奥にバックドラフトダンパーを取り付けました。



念のため、換気扇がちゃんと排気するかスイッチを入れて風量を確認してみます。


問題なく排気されているようです。ちなみに、換気扇を取り外す前に、逆流してくる冷気の風量も測っておきました。


風量を比べると、なんと換気扇が排気する風量の20%以上も逆流していました!寒く感じるのも無理はありません。

アルデのバックドラフトダンパーを取り付けたおかげでスチームサウナは驚くほど快適になりました。期待以上です。浴室に入ると不快な冷気ですが、バルコニーで「ととのう」にはいい冷気です(笑)


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