2019年12月13日金曜日

COP25と省エネとサウナ

こんにちは。はかせです。

今月2日からスペインのマドリードでCOP25(国連気候変動枠組条約第25回締約国会議)が開催されています。昨日、12日には、日本が原子力発電所の再稼働に固執したまま石炭火力発電を続ける姿勢に対して、国際環境NGOから「化石賞」を授与されました

COP25にはスウェーデンの高校生で環境活動家のグレタ・トゥンベリさんも参加しました。今年、日本を含め世界中の若者を巻き込んで気候変動問題の解決を訴えるデモが各地で繰り広げられたことは記憶に新しいことだと思います。

スチームバス(スチームサウナ)のメーカーであるTylo(現TyloHelo)社もスウェーデンの企業です。はかせが初めてスチームバスを体験したときに、体験ツアーのホストで秋田の建築家である鈴木さんから、スウェーデンの省エネとサウナについて話を聞きました。

1973年に第4次中東戦争が始まった影響で、原油の減産、石油価格の高騰からオイルショックが世界を襲いました。はかせの生まれる前のことですが、映像などで当時、日本では主婦がトイレットペーパーを買い求めてスーパーに押し寄せている様子が印象に残っています。

スウェーデンも日本と同じく原油の輸入国だったため、オイルショックの影響は大きかったそうです。その際、鈴木さんは、スウェーデン政府は省エネを図るため、風呂の入浴からサウナとシャワーへと切り替えを進めたと言います。

サウナといえばお隣のフィンランドの方が本場のような気がします。はかせが自分で詳しく調べたわけではないので確かなことは分かりませんが、スウェーデンも今ほどサウナが定着していなかったのかもしれません。

日本は「化石賞」を授与されてしまいましたが、日本人ひとりひとりの取り組みも大事です。住宅の高断熱・高気密化による省エネはもちろん大切ですが、日本の「風呂文化」を見直すことも必要かもしれませんね。

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