こんにちは。はかせです。
オスカータイプから現行タイプへの交換もしています。
初期モデルであるたこ足型のオスカータイプでも、小屋裏に設置されている場合が多いです。本来は上から吊るすのですが、横向きにビスで固定して設置されていることもあります。
実は、この「オスカーの横置き」に出会ったのは今年が初めてだったのですが、偶然にも今年3件も「オスカーの横置き」に遭遇して驚きました。
ただし、「オスカーの横置き」のメンテナンスはなかなか大変です。そもそも上から吊るす空間がないために仕方なく横向きに設置しているだけあって、メンテナンスのための空間も確保されていません。それでも、このお家のお客さんはご自分で清掃までされていたそうで、年数の割には本体周りが清潔でした。素晴らしいですね。
ところが、本体の交換となると話は別です。もともとかろうじて人が通れる隙間しかなく、新しく交換する現行タイプを小屋裏へ入れるため、構造に影響が小さい部材を切り取りました。それでも点検口との位置関係が悪く、オスカータイプを取り出すことはできませんでした。
現行タイプはコンパクトになっていますので、小屋裏に入れることさえできれば、既存のダクトと長さを調整してつなぎ直します。
本体が小屋裏などに隠蔽されていると、メンテナンスが難しい場合が多いです。お客さんご自身で本体のクリーニングができないと、モーターや自動換気量調整弁に汚れが溜まりやすくなります。ご自身での清掃が大変な場合は、お家にもよりますが、だいたい5年に1回くらいクリーニングを依頼されるのが良いと思います。
比較的新しいお家には、納戸やクローゼットに設置されていて、必要なときにはクリーニングしやすくなっているお家もあります。リフォームの際には、できることなら一緒に換気本体の配置の変更も検討もおすすめします。換気本体は丈夫な機械ですが、小屋裏は雨が当たらないだけで外と同じです。気温の変化は外より激しく非常に過酷な環境です。メンテナンス性の向上に加えて、換気本体への負荷を減らすことでトラブルの現象にもつながります。
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