2019年10月11日金曜日

アルデ換気のクリーニング

こんにちは。はかせです。

アルデ換気のクリーニングもしています。

初期モデルのオスカータイプは設置から20年以上経過しているため、クリーニングは行わず、寿命がきた時点で本体の交換をおすすめしています。一方、それより後のモデルでは、モーターや自動換気量調整弁(風船)、給気・排気グリル、本体・グリル接続部付近のダクトの清掃を行なっています。

給気口のフィルターや本体内部のモーターの清掃まで自分でできるように清掃方法がマニュアルに書かれていますが、本体が小屋裏などにある場合、グラスウールや埃まみれになりながら清掃するのは大変です。給気口のフィルターくらいなら、1年に1回でも取り外して水洗いするだけでずいぶん違いますが、実際には、10年以上放置されて経年劣化でボロボロになっているお宅も少なくありません。


本体が小屋裏にあったり、ご自分で給気口や排気グリルの清掃を行われていない場合には、点検のうえクリーニングを実施します。点検の結果、経年劣化でモーターの性能低下が大きくクリーニングだけでは換気量が改善されない場合には、モーターを交換する場合もあります。設置から15年〜20年経過している場合にはモーターの交換もおすすめしています。


10年以上メンテナンスが行われておらず、ダクトやモーターに埃が溜まっていることがありますが、第3種換気のいいところは、汚れは家の中から外への一方通行だということです。掃除をサボったとしても、換気風量は落ちても汚れた空気が家の中へ戻ってくることはありません。フィルターを介して空気が家の中を循環する第1種熱交換換気との決定的なちがいです。


365日、24時間、常に働き続けている換気設備は、時間が経過すれば汚れますし、いつか必ず壊れます。定期的な清掃も必要ですし、寿命が来ると交換しなければいけません。

でも、定期的にクリーニングを行なっていれば、換気の際の抵抗が大きくなるのを抑えることができるので、モーターへの負担が減って寿命も伸びます。できるだけ回転数を抑えて運転してモーターを長く動かし続けるためにも、ぜひ定期的なクリーニングをおすすめします。

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