こんにちは、はかせです。
予告通り今回は、夏の暑い日に入るスチームサウナの良さについてお話しします。
はかせは子どもの頃、両親に連れられてよく温泉へ行っていたので、今でも温泉が大好きです。北海道にはあちこちに日帰りで入れる温泉があるので、出かけるときは必ずと言っていいほど温泉に寄って帰ります。特に、登山で汗をかいて疲れた後には、露天風呂にゆっくり浸かって身体を癒します。
ところが、温泉で身体の芯から温まると疲れがとれて気持ちいいのですが、お風呂からあがってもなかなか汗が引きません。汗が引くまで脱衣所でゆっくり休んでから休憩室へ移動しても、夏には休憩室も涼しくないことが多く、せっかく着替えた服もまた汗で濡れてしまうとがっかりです。身体が温まるのだから仕方がないと思っていましたが、スチームサウナはちがいました。
スチームサウナはお風呂とちがって入浴中に毛穴が開いてたくさん汗をかきます。サウナからあがるときにサッとシャワーで汗を洗い流してからサウナルームの外へ出ると、タオルで身体を拭いた瞬間からスーッと身体の表面が乾いて来ます。けれども、決して肌がカサカサするわけではなく、全身の肌がつるつる、スベスベ。自分のおでこに触れてみると、まるで赤ちゃんのような肌手触りになっていてビックリしました。
身体を石けんやボディーソープで一切洗わずに、スチームサウナへ入浴しただけでこの爽快感を得られたことは衝撃でした。ただ、しばらくするとだんだん頭がかゆくなってきました。どうやら頭皮はちゃんと洗わないと、さすがに汚れは落ちないようです。なので、サウナへ入って身体と髪を洗い、ゆっくりと温まってからあがるのがいいと思います。
そして、ここからが夏のスチームサウナの醍醐味ですが、夏は冬とはちがって家の外でも寒くないですし、たとえ30℃でもサウナからあがった後ではほんの少しの風で涼しく感じます。身体にタオルを巻いて、ベランダやテラスに置いたリクライニングチェアに横になってビールを飲んだら、もう最高ですね。昼間っからこんなことをしていて“ビールクズ”と呼ばれてしまってはいけませんが、スチームサウナでこんな優雅な夏のひとときはいかがでしょうか。
ところで、上の写真は、普通に入浴しているとあまりはっきりとは目に見えないスチームを、撮影用に室温を下げたお風呂に出して撮ったものです。すっかり湯気に包まれていますが、スチームでお風呂が満たされていることが分かります。
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