こんにちは。はかせです。
先月のことになりますが、また久しぶりにサウナめぐりへ行ってきました。今回は札幌市内のサウナ2ヶ所で、1日目は札幌の北のはずれにあるあいの里温泉。2日目は南のはずれにある湯元 小金湯です。
あいの里温泉は料金の安さに魅かれました。公式ホームページを調べると、南のはずれとはいえ札幌市内で450円という安さ。それにもかかわらず、源泉掛け流しでサウナも水風呂もあり、露天風呂と電気風呂まであります。
土曜日の夕方行ってみると、温泉は住宅街のはずれにありました。駐車場は車でいっぱい。建物は思ったより小さく、小規模なスーパー銭湯という雰囲気でした。
広くはない脱衣室から浴室へ入ろうとすると、大きく「黙浴」と書かれた紙が貼ってありました。上手い(笑)沐浴に黙浴をかけたのでしょう。浴室ドアも開かれていて透明なビニシルシートが上から垂らされていました。コロナ対策の換気ということなのでしょう。
いつものように身体と髪を洗ってから風呂で湯通ししようと思ったのですが、洗い場にはシャンプーやボディーソープはありません。安さの理由はこれでした。スーパー銭湯でたまに遭遇する事態。仕方ないので、お湯だけでしっかりと洗いました。
浴槽はたくさんありますが、混んでいるので普段は入らないジェットバスにいったん入って、その間に空いた高温の湯船へ移って湯通しを済ませました。ここはサウナマットが用意されていましたが、施設スタッフによる交換ではなく、自分で洗って使う方式でした。サウナ自体はよくあるドライサウナでした。
サウナルームの向かいにシャワーがあるので、そこで汗を流してサウナマットも濯いでしまいます。水風呂はほどほどの冷たさ。ととのい椅子は外にもありましたが、浴室内の方に座りました。
近くに住んでいてお風呂セットを持参するなら、札幌で500円を切る低価格は魅力ですね。サウナに入りたい日に気軽に利用できます。
一方、2日目に行った小金湯は、あいの里温泉をしのぐ混み具合で圧倒されてしまいました。定山渓の手前で札幌市街からアクセスしやすいだけあってか、料金も800円となかなかいい値段です。ただ、小金湯では去年の12月から男湯限定でオートロウリュが導入され、ちょうど女湯でも始まったばかりで、一度来てみたかった温泉でした。
浴室へ入るとオートロウリュは1時間おきで15分ほど時間が残っていたので、いつものように身体と髪を洗って湯通ししてからサウナルームへ向かいました。ドアの窓から中を覗くとすでに満員。コロナ対策で人数制限をしているわけでもなく、隙間なく座っているのに椅子は埋まっていました。完全に出遅れてしまいました(笑)
仕方なくドライサウナの向かいのミストサウナへ入ると、中は湯気で真っ白でほとんど何も見えません。以前行った花ゆづきのスチームサウナと似ていて、足元にはぬるいお湯が溜まっていて、椅子の上からちょろちょろとお湯が流れています。熱い蒸気は高い天井付近だけに漂っていて、椅子に座っていても温度が低すぎて温まるには相当時間がかかりそうです。
そこで、母の家のスチームサウナのように天井に近いところなら十分に暖まれるんじゃないかと考えました。実際、椅子の上に立ってみると、顔はしっかりと暑さを感じられます。ミストサウナのサウナルームに自分だけしかいなかったので、椅子の背もたれの上にある狭い出っ張りに腰掛けてみました。すると、これがかなり具合がいいのです。上半身は母のスチームサウナにかなり近い暖かさを感じられます。ただし、腰から下は温度が低くてイマイチでした。
いったん露天風呂の近くに座って外気浴を済ませてから、オートロウリュを楽しんだ人たちが出て行ったあとのドライサウナへ入りました。湿度はドライサウナより高めですが、温度は同じで90℃近くありました。この温度でロウリュしたら熱すぎるのでは?ロウリュと聞いてメープルロッジのようなフィンランドサウナをイメージしていましたが、従来のドライサウナのサウナストーンに水を定期的にかけるようにしただけのように感じました。
さすがに次のオートロウリュの時間まで1時間もサウナを繰り返す余裕がなかったので、結局、オートロウリュを体験できないままになってしまいました。でも、サウナの設計には、天井の高さ(低さ)がとても大事だということを再認識できたことは大きな収穫でした。メープルロッジのサウナの天井は圧迫感を感じるほどかなり低めでしたが、とても快適でした。お風呂でも天井を高くすると開放感は高まっても、浴室の暖かさが上だけに溜まってしまいます。スチームサウナにする場合はなおさらで、天井はできるだけ低く抑えることが必要でしょう。
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