こんにちは。はかせです。
先日、念願のフィンランドサウナに入ってきました。事務所のサウナルームにもロウリュもできるサウナヒーター TYLÖ Combi 4 RCが取り付けられていますが、本格的なフィンランドサウナに入るのは初めてなので、とても楽しみにしていました。
フィンランドサウナがあるのは、岩見沢から夕張へ向かう途中の山奥にあるログホテル メープルロッジです。大雪の日の夕暮れ前に着いたので、とても空いていました。
ログホテルというだけあって、立派なログで建てられたきれいな建物です。サウナだけでなく、お風呂も天然温泉で魅力的です。普段は日帰り入浴料が800円ですが、その日は割引デーでなんと600円でした。
脱衣室から浴室へ入ると、こちらもとてもきれいです。髪と身体を洗ってから、せっかくなので、内湯も2つある湯船両方に入ってしっかりと浸かってみました。
檜の湯では滑って転びそうになって焦りましたが、お湯に入ると肌がすべすべしてお肌に良さそうです。ほどよく下茹で(or 湯通し)を済ませてから、いよいよ露天風呂の向こうのサウナ小屋を目指します。
浴室を出ると、サウナ小屋は露天風呂と水風呂をはさんで一番奥にあります。サウナ小屋には前室があり、サウナルームの熱気と外の冷たい外気が一気に入れ替わらないようになっています。今はコロナ対策でサウナルームの人数が制限されていて、入口に下がっている札を使って管理していました。
サウナルームには先客がおり、ちょうど上の段に腰掛けたときに他のお客さんがセルフロウリュをしました。すると、数秒後に熱波が顔に襲いかかってきました。想像以上の熱さと痛さに驚きます。思わず辛くて下段に逃げました。
これまで100℃近い熱めのドライサウナにも入りましたが、それ以上の熱さに感じました。やはり蒸気の持っている熱量は空気とは比べものになりません。それに、サウナルームの天井が低いことも、熱を無駄なく伝えるのに役立っているようです。ここのサウナ小屋を設計した人は、サウナのことをよく理解している人なのでしょう。
初めての本格的フィンランドサウナは、とても熱いという印象を受けました。フィンランドサウナはドライサウナより温度が低くて入りやすいと思っていましたが、ロウリュをした直後はまったく別物です。ドライサウナよりも熱く感じるほどでした。
1セット目は熱さに参ってしまって身体がしっかりと温まる前に外へ出たので、水風呂へは入らずに外気浴で済ませました。露天風呂の前に「ととのい椅子」が3脚ほどあり、腰掛けて雪に埋もれたサウナ小屋を眺めていました。
2セット目ではようやく熱さにも慣れてきたので、下の段でしたがゆっくりと時間をかけて温まりました。水風呂に入ってから外気浴すると、やっぱり気持ちがいいです。
3セット目は上の段で温まりました。上の段に座ると蒸気から生じた水滴がついた窓ガラス越しに、夕闇の雪原がぼんやりと眺められました。その景色はまるでフィンランドのようです。フィンランドへ行ったことはありませんが(笑)
他のお客さんが頻繁にロウリュするので、結局、自分でロウリュすることはありませんでしたが、ロケーションの良さといい、サウナ小屋の良さといい、これまでで一番のサウナでした。おまけに温泉も良く、これなら自宅にスチームサウナがあっても、たまに気分転換に入りに来たいと思うサウナでした。