2022年2月21日月曜日

オスカータイプの交換

こんにちは。はかせです。

だいたい築30年近くになる物件に設置されていて、アルデ換気の中でももっとも古い機種がこの「タコ足」と呼ばれるオスカータイプです。原則、上から吊って設置する機種でしたので、小屋裏などの他には納戸の上から吊るしてある場合が多いです。

基本的には現行機種のAMPV DC150への交換となります。アルデの排気型集中換気を設置している住宅では、新築時に換気計算を行なって設計しているので、現行機種へ比較的スムーズに交換できます。なぜなら、本体に内蔵されたアルデ独自の自動換気量調整弁によって、本体を交換しても風量が維持されるからです。ダクトレスの壁付ファンは安価ですが、風の影響を受けやすく換気量が確保されず、強風時には逆流もします。

このお宅では納戸がオスカータイプの幅ぴったりに作られていましたので、外排気のダクトをDC150にそのまま繋げるように、交換後は縦に設置しました。本体前面のパネルをはずしてギリギリファンを清掃することもできます。

大きな住宅に設備室を設けて換気設備を設置する海外とは異なり、日本の狭い住宅では天井懐などに隠して設置する場合が多く、交換が難しいこともあります。設備の交換やメンテナンスのしやすさなどにまで配慮しているかどうかも、良い工務店選びのポイントの一つです。

2022年2月15日火曜日

ハイランドふらの

こんにちは。お久しぶりです。はかせです。

前回の投稿から1年近くも経ってしまいましたので、振り返りながら再開しようと思います。

さて、コロナ禍の影響もあって、サウナの北の聖地 白銀荘へも前回一度行ったきりでした。去年の3月、久しぶりに行く機会があったのですが、ちょうど白銀荘はサウナは改装中で休業していました。サウナが改装されて快適になるのは嬉しいですが、せっかく行ったのにサウナに入れなかったのはとても残念でした。

そんなわけで、代わりに行ったのがハイランドふらのです。サ活をはじめる前から何度も行ったことがある温泉ですが、はかせは以前はサウナが嫌いだったので、ここのサウナには一度も入ったことがありませんでした。そこで、この機会に入ってみたわけです。

サウナルームはあまり広くなく、コロナ対策の人数制限もされていたので、定員は半分の3人だけでした。浴室は広くて来客も多いので、案の定、3人ではサウナは順番待ち状態でした。はかせもそうですが、サウナブームでサウナにハマった人も多いようなので、なかなか悩ましいところです。

それでも内湯に浸かりながらサウナから人が出るのとタイミングを合わせてサウナルームへ入って温まりました。自分と同じように外で待っている人もいるかもしれないと思うと、あまりのんびりもできません。そのあと、水風呂に浸かってから、露天風呂の横で外気浴をして、また浴室に戻って休憩で時間を調整して、再びサウナルームへ入り、2セット楽しむことができました。

最後は露天風呂に浸かって身体をもう一度温め直しました。露天風呂から十勝連峰を眺めながら考えましたが、コロナ禍でもサウナブームが盛り上がっていることは健康志向として自然なこととは思えますが、本来、ゆっくりリラックスしたいサウナが混雑していては落ち着きません。

その点、母のマンションのように自宅のユニットバスをスチームサウナルームとしても使えるようにすると、好きな温度で好きなときに好きな時間サウナに入っていることができ、サウナルームの中でストレッチをしたり音楽を聴いたり、なんでしたら歌ってもいいですし、スペースがあれば寝転がっても構いません。浴槽に水を張っておけば水風呂としても使えますし、冷水シャワーでも十分にクールダウンできます。そのあとにバルコニーへ置いたととのい椅子に座ってそよ風に吹かれたら、最高の気持ちよさを感じることができます。やっぱりホームサウナは素晴らしいと思いました。

2021年3月28日日曜日

黄砂飛来に備えて空気清浄システムを

こんにちは。はかせです。

先日、「中国で過去10年で最大規模の黄砂」となっているというニュースがありました。そして、黄砂は「29日から30日にかけて西日本から北日本の広い範囲に飛来する見込み」と言われています。

以下が気象庁に掲載されている黄砂の予測です。








なんと、北海道まですっぽりと黄砂に覆われています!

気象庁は注意喚起していますので、外出の際には十分に気をつけましょう。

また、屋内にもそのままでは換気によって黄砂は入り込みます。通常のフィルターでは外気から十分に黄砂を取り除くことができません。気候変動によって今後さらに悪化するかもしれない黄砂に備えて、アルデの空気清浄システムACS-300を導入して、室内の空気室を良好に保つことをおすすめします。

2021年3月15日月曜日

札幌週末サウナめぐり

こんにちは。はかせです。

先月のことになりますが、また久しぶりにサウナめぐりへ行ってきました。今回は札幌市内のサウナ2ヶ所で、1日目は札幌の北のはずれにあるあいの里温泉。2日目は南のはずれにある湯元 小金湯です。

あいの里温泉は料金の安さに魅かれました。公式ホームページを調べると、南のはずれとはいえ札幌市内で450円という安さ。それにもかかわらず、源泉掛け流しでサウナも水風呂もあり、露天風呂と電気風呂まであります。

土曜日の夕方行ってみると、温泉は住宅街のはずれにありました。駐車場は車でいっぱい。建物は思ったより小さく、小規模なスーパー銭湯という雰囲気でした。


広くはない脱衣室から浴室へ入ろうとすると、大きく「黙浴」と書かれた紙が貼ってありました。上手い(笑)沐浴に黙浴をかけたのでしょう。浴室ドアも開かれていて透明なビニシルシートが上から垂らされていました。コロナ対策の換気ということなのでしょう。

いつものように身体と髪を洗ってから風呂で湯通ししようと思ったのですが、洗い場にはシャンプーやボディーソープはありません。安さの理由はこれでした。スーパー銭湯でたまに遭遇する事態。仕方ないので、お湯だけでしっかりと洗いました。

浴槽はたくさんありますが、混んでいるので普段は入らないジェットバスにいったん入って、その間に空いた高温の湯船へ移って湯通しを済ませました。ここはサウナマットが用意されていましたが、施設スタッフによる交換ではなく、自分で洗って使う方式でした。サウナ自体はよくあるドライサウナでした。

サウナルームの向かいにシャワーがあるので、そこで汗を流してサウナマットも濯いでしまいます。水風呂はほどほどの冷たさ。ととのい椅子は外にもありましたが、浴室内の方に座りました。

近くに住んでいてお風呂セットを持参するなら、札幌で500円を切る低価格は魅力ですね。サウナに入りたい日に気軽に利用できます。

一方、2日目に行った小金湯は、あいの里温泉をしのぐ混み具合で圧倒されてしまいました。定山渓の手前で札幌市街からアクセスしやすいだけあってか、料金も800円となかなかいい値段です。ただ、小金湯では去年の12月から男湯限定でオートロウリュが導入され、ちょうど女湯でも始まったばかりで、一度来てみたかった温泉でした。

浴室へ入るとオートロウリュは1時間おきで15分ほど時間が残っていたので、いつものように身体と髪を洗って湯通ししてからサウナルームへ向かいました。ドアの窓から中を覗くとすでに満員。コロナ対策で人数制限をしているわけでもなく、隙間なく座っているのに椅子は埋まっていました。完全に出遅れてしまいました(笑)

仕方なくドライサウナの向かいのミストサウナへ入ると、中は湯気で真っ白でほとんど何も見えません。以前行った花ゆづきのスチームサウナと似ていて、足元にはぬるいお湯が溜まっていて、椅子の上からちょろちょろとお湯が流れています。熱い蒸気は高い天井付近だけに漂っていて、椅子に座っていても温度が低すぎて温まるには相当時間がかかりそうです。

そこで、母の家のスチームサウナのように天井に近いところなら十分に暖まれるんじゃないかと考えました。実際、椅子の上に立ってみると、顔はしっかりと暑さを感じられます。ミストサウナのサウナルームに自分だけしかいなかったので、椅子の背もたれの上にある狭い出っ張りに腰掛けてみました。すると、これがかなり具合がいいのです。上半身は母のスチームサウナにかなり近い暖かさを感じられます。ただし、腰から下は温度が低くてイマイチでした。

いったん露天風呂の近くに座って外気浴を済ませてから、オートロウリュを楽しんだ人たちが出て行ったあとのドライサウナへ入りました。湿度はドライサウナより高めですが、温度は同じで90℃近くありました。この温度でロウリュしたら熱すぎるのでは?ロウリュと聞いてメープルロッジのようなフィンランドサウナをイメージしていましたが、従来のドライサウナのサウナストーンに水を定期的にかけるようにしただけのように感じました。

さすがに次のオートロウリュの時間まで1時間もサウナを繰り返す余裕がなかったので、結局、オートロウリュを体験できないままになってしまいました。でも、サウナの設計には、天井の高さ(低さ)がとても大事だということを再認識できたことは大きな収穫でした。メープルロッジのサウナの天井は圧迫感を感じるほどかなり低めでしたが、とても快適でした。お風呂でも天井を高くすると開放感は高まっても、浴室の暖かさが上だけに溜まってしまいます。スチームサウナにする場合はなおさらで、天井はできるだけ低く抑えることが必要でしょう。

2021年2月19日金曜日

メープルロッジのフィンランドサウナ

こんにちは。はかせです。

先日、念願のフィンランドサウナに入ってきました。事務所のサウナルームにもロウリュもできるサウナヒーター TYLÖ Combi 4 RCが取り付けられていますが、本格的なフィンランドサウナに入るのは初めてなので、とても楽しみにしていました。

フィンランドサウナがあるのは、岩見沢から夕張へ向かう途中の山奥にあるログホテル メープルロッジです。大雪の日の夕暮れ前に着いたので、とても空いていました。

ログホテルというだけあって、立派なログで建てられたきれいな建物です。サウナだけでなく、お風呂も天然温泉で魅力的です。普段は日帰り入浴料が800円ですが、その日は割引デーでなんと600円でした。


脱衣室から浴室へ入ると、こちらもとてもきれいです。髪と身体を洗ってから、せっかくなので、内湯も2つある湯船両方に入ってしっかりと浸かってみました。

檜の湯では滑って転びそうになって焦りましたが、お湯に入ると肌がすべすべしてお肌に良さそうです。ほどよく下茹で(or 湯通し)を済ませてから、いよいよ露天風呂の向こうのサウナ小屋を目指します。

浴室を出ると、サウナ小屋は露天風呂と水風呂をはさんで一番奥にあります。サウナ小屋には前室があり、サウナルームの熱気と外の冷たい外気が一気に入れ替わらないようになっています。今はコロナ対策でサウナルームの人数が制限されていて、入口に下がっている札を使って管理していました。

サウナルームには先客がおり、ちょうど上の段に腰掛けたときに他のお客さんがセルフロウリュをしました。すると、数秒後に熱波が顔に襲いかかってきました。想像以上の熱さと痛さに驚きます。思わず辛くて下段に逃げました。

これまで100℃近い熱めのドライサウナにも入りましたが、それ以上の熱さに感じました。やはり蒸気の持っている熱量は空気とは比べものになりません。それに、サウナルームの天井が低いことも、熱を無駄なく伝えるのに役立っているようです。ここのサウナ小屋を設計した人は、サウナのことをよく理解している人なのでしょう。

初めての本格的フィンランドサウナは、とても熱いという印象を受けました。フィンランドサウナはドライサウナより温度が低くて入りやすいと思っていましたが、ロウリュをした直後はまったく別物です。ドライサウナよりも熱く感じるほどでした。

1セット目は熱さに参ってしまって身体がしっかりと温まる前に外へ出たので、水風呂へは入らずに外気浴で済ませました。露天風呂の前に「ととのい椅子」が3脚ほどあり、腰掛けて雪に埋もれたサウナ小屋を眺めていました。

2セット目ではようやく熱さにも慣れてきたので、下の段でしたがゆっくりと時間をかけて温まりました。水風呂に入ってから外気浴すると、やっぱり気持ちがいいです。

3セット目は上の段で温まりました。上の段に座ると蒸気から生じた水滴がついた窓ガラス越しに、夕闇の雪原がぼんやりと眺められました。その景色はまるでフィンランドのようです。フィンランドへ行ったことはありませんが(笑)

他のお客さんが頻繁にロウリュするので、結局、自分でロウリュすることはありませんでしたが、ロケーションの良さといい、サウナ小屋の良さといい、これまでで一番のサウナでした。おまけに温泉も良く、これなら自宅にスチームサウナがあっても、たまに気分転換に入りに来たいと思うサウナでした。



2021年2月17日水曜日

旧式アルデ換気の現行機種への交換

こんにちは。はかせです。

これまでアルデ換気のモーターが寿命を迎えた場合、もっとも古いオスカー(タコ足タイプ)は現行機種への本体交換、それより新しい機種はモーター交換とご案内していましたが、オスカーより新しい交流モータータイプの多くも設置から20年以上経過し、モーター交換での対応ができなくなってしまいました。これからは交流モータータイプであるMPV200/8、MPV150/4(6)、MPV75/2(3)の3機種も、直流モータータイプの現行機種への交換となります。

こちらはユニットバスの天井ふところに吊って設置されているMPV150/4(6)です。

設置から21年が経過して大きな異音がするようになったため、現行機種AMPV DC150/6へ交換しました。

ダクト位置の見直しによって本体の幅が10cm小さくコンパクトになっています。

2021年1月21日木曜日

年末年始のサウナめぐり

こんにちは。はかせです。

年末年始は新型コロナウイルスの感染拡大にともない北海道では集中対策期間ということで不要不急の外出自粛が要請され、実家への帰省も自粛が勧められていて、いつになく静かな年末年始でした。

そんな状況ではありましたが、一年の厄を洗い流し、スッキリと新年を迎えるべく、大晦日、元旦と久しぶりにサウナ巡りへ行ってきました。


まずは大晦日に行った天然温泉「深川イルムの湯」。感染対策でマスクをして外出するのも当たり前になりましたが、久しぶりの温泉では着替えのときにマスクをどうしたものか、一瞬、悩んでしまいました。ともかく、シャツを脱ぐときにマスクをはずしてしまいました。

イルムの湯も何度か来たことはありますが、サウナに入るのは今回が初めて。浴室に入ってまず確認すると、サウナは結構広いですが、感染対策ということで5人までに利用が制限されていました。

サウナのすぐ近くにシャワーと水風呂があります。水風呂は蛇口からの水が掛け流しになっていました。冬だけあってかなり冷たいです。浴室中央に「ととのい椅子」が2脚あります。

身体がとても冷えていたので、さっと身体を流してから内湯で温まりました。それから髪と身体を洗い、下茹で(または、湯通し)が済んだらいよいよ久しぶりのドライサウナです。中には4人でちょうど入れそうです。入口にサウナマットがあるので、1枚手に取ってから中へ入りました。

サウナルームは外から覗いた通り広くて、10人くらいは入れそうです。コロナ対策で入室を半分に制限したのでしょう。驚いたのは室温です。暑いと思ったら95℃でした。しばらくスチームサウナに慣れていたので肌がビリビリしましたが、2セットで上がる予定だったので、2段ある椅子の上段で温まりました。

サウナを出てから水風呂の水で汗を流してから、こちらも久々の水風呂。慣れていないので冷たさが辛くて、30秒で上がって椅子で休憩してしまいました。

休憩が済んで2セット目にかかろうとしましたが、サウナルームの中にはすでに5人いるので、しばらく浴室で休憩を続けて待ちました。コロナ対策とはいえ、利用客の数に対して5人という制限は厳しいのかもしれません。また、プライベートサウナで自分1人で入ることになれていると、他の人にタイミングを狂わされるのはちょっと煩わしく感じてしまいました。北海道で言うところの「あずましくない」という感覚ですね。

サウナルームから人が出てきたら、すかさずマットを手にとって入室しました。やっぱり暑いのでタオルを頭に被りましたが、これはこれで悪くないものです。水風呂も2セット目には身体が温まっているので、気持ちよく感じます。

これまでは水風呂から上がって休憩したら、まっすぐ脱衣室へ戻っていましたが、今回から最後に湯船に浸かってから上がることにしました。というのは、休憩中に身体は温かくなってはきますが、冬だとそれでも外へ出ると寒く感じるからです。そこで、露天風呂で汗をかかない程度まで温まってから浴室を出ました。脱衣室でしばらく身体が冷えるまで着替えができませんが、冬にはこの方法が正解のように思いました。

着替えができるようになるまで椅子に座って温泉の情報を見ていると、水風呂の水が地下水だということに気づきました。500円で入れる温泉、サウナとしてはかなり満足でした。

年が明けて、元旦には真狩温泉へ行ってきました。吹雪の元旦だったせいか、昼すぎでも温泉は空いていました。

真狩温泉には何度も来ていますが、実はサウナは初めて。サウナルームはイルムの湯よりも狭くて定員は5人くらい。このときは空いていたので問題ありませんでしたが、混んでいるときは待つことになるかもしれません。サウナルームの外にシャワーと水風呂もあります。

この日も身体が冷えていたので、まず内湯で身体を温めてから髪と身体を洗い、再度内湯に入って下茹で(または、湯通し)をしてからサウナルームへ入りました。温度は85℃くらいだったと思いますが、狭くて目の前にサウナヒーターがある場所では、かなり暑いです。顔や頭が辛いので、タオルをすっぽりと被りました。

サウナで温まったあと、1セット目は水風呂に入りましたが、せっかく外が寒くて吹雪いているので、2セット目は水風呂に入らずに露天風呂の脇で休憩しました。水風呂もいいですが、北海道なら極寒の外気浴もオススメです。

吹雪でほどよく冷えたらサウナルームの前のととのい椅子で休憩します。この日もイルムの湯と同じように、最後は露天風呂で温まってから上がりました。冬はこの流れが良さそうです。

実際、休憩室は窓を少し開けて換気しているので結構寒いです。湯冷めしないためにも、休憩室には長居せずに早く家に帰るのがいいですね。

今回もそうでしたが、これまで温泉のサウナに見向きもしなかったことが悔やまれてなりません。本当にもったいないです。せっかくサウナも水風呂もあるのに入らなかったなんて、入館料を半分以上損しているようなものです。

管政権のコロナ対策が後手後手のために、北海道の集中対策期間も延長されてしまいましたが、この次こそフィンランドサウナに入ってみたいものです。